ある軟弱者へ

あまりキツいこと言ってヘコむと困るから控えていたけど。
けど、無事卒業できたようなので、そろそろ言うとするかな。。
会う度思うのだが、傷つくことを恐れすぎ。気にしすぎ。ウジウジしすぎ。
なんて言うかな、失恋や傷心って”擦り傷”みたいなもんなのよ。
もちろん、その怪我をした時は痛い。涙も出るかもしれない。
私だったら親友をヤケ酒に付き合わせ、ボロボロ泣いて困らすかもしれない。
そして傷口が何かに触れたり、風呂に入ったり… 何かにつけてヒリヒリ痛みやがる。
1日2日で痛みが治まり完治するもんではないし、忘れることなどできない。
けどね、その傷口を気にしすぎて、いつまでもいじったり過剰に消毒したり、
する必要もないのに包帯巻いて守り過ぎたりすると、余計に治りが遅くなるもの。
誰だって痛いし、寝る前にはズキズキして眠れないし、
でもそんな傷はチョロッと薬を塗ったら、あとは乾かして放っておけばいいんだよ。
別に手がモゲた足がモゲたの大怪我じゃない。
誰もがちょくちょくいろんな怪我をする、そんな他愛のない怪我の1つ。
本人からしたら「なんて大怪我なんだ、なんて痛いんだ」と思うかもだけど、
他人からすれば、そんなのこれから長く生きていく上でいくらでもある怪我の1つ。
いつか傷跡を見ながら「そういや怪我したな」とサラリと思えるはず。
人間は時間と共に自分で治癒させていく力を持っている。
痛がることは構わんと思う。だって”痛い”もの。痛くなきゃ人間じゃない。
ただそればかりに囚われていると、そればかり見て次の楽しみ、幸せを見失う。
そんなもんだと思う。
生きていれば、骨が折れたんじゃないかという怪我をすることもある。
死んだほうが楽と思うほどに、傷口が痛む時だってあるだろう。
下手したら、夜道に後ろからいきなり斬り付けられて怪我するかもしれない。
状況は違えど生きてりゃいろんな怪我をするよ。
大事なのは、その怪我との付き合い方と早く治す方法を知ること。
強くなれ。
今のままじゃ、守りたいと思った人を守る事もできやしない。
だから強くなれ。貪欲に強さを目指せ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました