馬鹿にされる消費者?

呆れるバカ

DHCの化粧品カタログの号外に
「コラーゲンは肌に全く吸収されていなかった」
とデカデカと載っているそうですね(笑)

スーパーコラーゲン

私は男性なのでそもそも買わんですが、恐らくこれら「コラーゲン配合」と謳った商品って、高額なんですよね? 今までDHC自身も売っていたんでしょうに、今さらこの言い草はどうなんでしょうか?(笑)

そもそも、コラーゲンにせよなんにせよ、肌に塗りたくったって吸収されませんって。皮膚はそのための”防御壁”なんですから。よくわからんたんぱく質を肌からホイホイと吸収していたら、危険極まりないでしょう。

経口摂取に関しても同様。普通にアミノ酸に分解され吸収されるだけ。薄毛の人が髪の毛食べても毛が生えないでしょう。それと一緒です。
http://diary.kimiope.net/blog/archives/2102

疑似科学には気をつけよう

我が家にはいただいた「資生堂 TSUBAKI」というシャンプーがあります。
「TSUBAKI = 椿」ですよね?

「死んだ細胞である髪に、なぜなにゆえに椿が良いのか」それを考えた上であったり、もしくは単純に使用感が好きだから、という利用で愛用するのはいいと思います。
が、思考停止のまま「あぁ、椿って髪に良さそう」というだけで買っていると、いろんな場面で損をするような気がしています。

多くの方がご存知であろう「伊藤園」が「高濃度水素水」とやらを売っています。”水素水”って、ちょっと前に流行りましたね。健康にいいだかなんだか(笑)
水素水

ただ、伊藤園もさすがで「健康に良い」とは一言も書いておらず、「水素が抜けにくい」「濃度にこだわり」「健康維持を考える方に人気」という宣伝文句です。
巧妙ですね。「健康に良い」とは一言も書かずして、消費者にはあたかも「健康に良い」というイメージを確実に植えつける。

え? 水素水がどう健康に良いのか?
そういう時は、ぜひご自分で調べてみるといいと思います。

害が無ければいいのですが

今回のDHCの商品は「スーパーコラーゲン」と謳っているそうです。
今まで「うるおう」というあいまいな宣伝文句を使っていながらも、一言たりとも「吸収される」という言葉は使っていなかったので、今回は”科学的に吸収される“のでしょう。

ふと思い出したことがあります。
「茶のしずく石鹸事件」ってありましたね。「含有される小麦加水分解物により、小麦アレルギーを発症する」という、非常に辛い事件です。

私は科学に詳しいわけではありませんが、確か概要としては

・植物由来で安心、肌に吸収されやすい
  ↓
・異常に皮膚に浸透してくる成分を、免疫細胞が”敵”と判断
  ↓
・小麦アレルギー発症

という感じでしたでしょうか?(うろ覚えです)

被害にあった方は、全ての小麦、すなわち麺やパンはもちろん、フライもたこ焼きもケーキもダメですね。というか、小麦が使われていない食品ってなんだ? 寿司とかステーキとか、、、

いや、茶化して書いたわけではないのですが、本当にパッと思いつきません。それだけの苦労、不自由を、今後被害者の方々が負わなくてはならないとなると、事の重大さが身に染みると思います。

– – – – –
化粧品自体、やはり必要なんでしょうか?

私は40を超えた男性ですが、普通に肌はきれいです。変な話、同世代の女性より男性のほうが肌のトラブルだかは無い気がします。(トラブルに鈍感なだけなのかもしれませんが。。)

いや、なんか”塗りたくる”から肌の調子が崩れ、それを補うためにまた”塗りたくる”という悪循環の側面があったりするのではないのか、と。わからんです。何の根拠も無いたわごとですが。

ただ、コラーゲンにせよマイナスイオンにせよグルコサミンにせよ・・
なにがどういう効能でどんな効果があるのか、たまには”気難しい人間”となって理由を考えてみるのは良いことだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました