早期教育は?

Yahooニュースに出ていた。AERAの記事らしい。
・早期教育効果は小学生で消える
 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100426-00000001-aera-soci
子供を持つ親としては、やはりこういった記事には目が行く。
以下、自分へのメモの意味を含めて。。
■所得よりも養育態度
・親の年収が1200万円以上では国語、算数の正答率が平均より8~10ポイント高く
 200万円未満では逆に10ポイント以上低かった。
・別調査では「学力格差=所得格差」ではなく、親子の関わり方が大きく影響していた。
・「読み/書き」能力だけみれば、3歳では親の所得や教育投資額が多いほど高かった。
 しかし、その差は子どもの年齢が上がるにつれて縮まり、小学校入学前に消滅した。
…ふむふむ。
経済的余裕により、まだ幼稚園前くらいから教育をさせることにより、
一時期の”点”で見れば、確かにその教育効果が表れるわけね。
でもそれは、例えるなら”早熟”なだけであって、
小学校に入る頃になってしまえば、目に見えるような差は無くなると。
むしろ早い時期に”詰め込みすぎ”なのか、逆に国語嫌いになってしまうことも。。
■想像力豊かな子は…
・幼児の語彙力は、親の所得や教育投資額が多いほど高かったが、詳細分析の結果、
 成績を左右するのは所得や教育投資額ではなく、親の養育態度であるとわかった。
・所得が低くても子供とのふれあいを大事にし、楽しい経験を共有するような
 『共有型』の養育スタイルの家庭の子どもの語彙得点は高い。
・反面、所得が高くても大人の思いを押しつけ、トップダウンで禁止や命令、
 体罰などを多用する家庭では。子供の語彙の成績は低い。
・子供たちに空想させたところ、文字習得していない子供の方が想像力豊かだった。
…ふむふむ。
単純に「教育に金を掛けているから成績が良い」ではなく
「教育に対する態度や認識が高いから、結果、投資額が高くなっている」という
面がやっぱりあるのかな?
あとは、やはり問答無用の押し付けタイプで勉強させてもダメなんだね。
ついつい自分の経験から、あれやれこれやれと押し付けがちだよね。
親子で楽しみながら学ぶスタイルがいいんだろうか。
また、早期に詰め込んじゃうことで変な固定概念ができてしまい、
子供特有の想像力を奪ってしまう結果も見られるらしいね。
■鈍る昼間の活動
・園児の尿を測定したところ、早期教育を受けている幼児はストレスが高かった。
・早期教育を受けている幼児は、昼間の幼稚園での活動が鈍くなっていた。
 幼稚園後の勉強に備え、日中は活動を休止しバランスを取っているのだろう。
…ふむふむ。
なんて言うか、やっぱり”年相応”の学ぶべきことがある、という意味かな。
まだ元気に走り回り、本能が強い幼児の時期にそれを妨げるような形で
「勉強」という時間を入れ込んでしまうと、どこかで歪みがでてしまうのかもね。
■のしかかるストレス
・ある男児は「(小学校の勉強は)簡単すぎてばからしい」と言う。
 結果として学校の勉強に対するモチベーションが低下し、集中力も低下する。
 それこそが中学校以降の学力低下につながりかねない。
・ある女性は塾通いに対し「辛かった。母には嫌だとは言えずに我慢していた。
 幼稚園の友達ともっと遊びたかった。中学受験なんて必要なかった。」と言う。
・子供は母が大好きだから嫌とは言わない。
 だからこそ、親は子供のストレスのサインを見逃してはいけない。
…ふむふむ。
順を追う中で適切に学んでいくことって大切だよね。
むしろその中で、子供自身がいかに発展して学ぶ意欲、姿勢を持てるような
そんな環境とか状況を作ってやるのが大事なんじゃないかと思う。
なんて言うかな、、
単に”今の時点で良い点数を取るための詰め込み”ではなく、
“自分から興味を持ち、将来において能動的に学べるような姿勢”のサポート。

「習い事」はね、やっぱり気になるんですよ。
自分が大した成績じゃなかったこともあって、子供には頭良くなってほしいと。
今まだ幼稚園の段階で「あの子はピアノが、この子は計算が…」とかは
正直なところあまり気にはしないんだけどさ、
小中学校において「わからなくて付いていけなくなり、落ちこぼれる」ってのは
やっぱり避けなくちゃだと思うしね。
まだまだ悩みは続く。。。

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