おじいさんとおばあさん

昼時のこと。

食べ終わり会社に戻る途中の交差点。
日差しが出てきてかなり暑くなってきたので、
ビルで日陰になっているところで信号が青に変わるのを待っていました。

同じく信号を待っている、7～80歳のおじいさんとおばあさん。
日向にいたのだけれど、おじいさんが3～4歩私の方に寄ってきて、
同じ日陰に入りました。

婆「暑いから日陰に行ったの？」
爺「そう。」

おじいさん、ぶっきらぼうに言いつつも、「こっちにおいで」と手招き。
そんなおじいさんの顔を見て、すごく優しい笑みを浮かべながら
おばあさんは自分もおじいさんの横の日陰へ。

二人仲良く信号を待ち、青になったら歩みを合わせて渡っていました。

いや、たったそれだけなんですけどね。
なんかすごくいいなあ、幸せだな、と感じました。