食べ物の安全性

いやさ、毒入り風邪シロップやら毒入り塩だとか毒入り小麦粉やら、、
あまりに中国がメチャクチャなんで、ちょっと食べ物に関する本を買ってみた。
・食品のカラクリ

「食べ放題」の焼肉はいったいどこからきている? まるで金太郎飴!「ゆで卵」の秘密
 -「おかわり自由」コーヒーの中身
 -「ミカン缶詰」皮はどこへいった?
 -「カレー粉1%未満」の業務用カレー
 -「人造イクラ」はなぜ消えた?
 -「カペリン」という魚だった居酒屋の友「シシャモ」

どう? ちと興味をそそるでしょ?
おいらも、最初は「面白そうだな」ってので買ったの。
けど読んでみたら、その辺のホラー映画よりある意味恐ろしい。。。
http://kimiope.blog59.fc2.com/blog-entry-213.html
前に書いたコレ↑、本当はウソもしくは誇張されていて欲しいと思ったんだけど、
やっぱり本当のことなんだろうなぁ… と諦めた。
回転寿司の「エンガワ」が、実はヒラメではない魚のエンガワ。
「シシャモ」も実は「シシャモ」ではない魚。タラバガニだって実は違う種類。
その辺で出てくる安いキャビアやウニが、本物のわけが無い。
いや、そのくらいならいいのよ。そんな程度なら「なんだよ、騙すなよ」で終わる。
そうじゃなくて、現代の食物の添加物漬けの様子に驚いた。
もちろん保存料やら着色料やらが使われているのは知ってたけど、
改めて”作られる工程”と共に、使われる添加物の説明を目の当たりにするとね。。。
・同じ大きさの、まっすぐに伸びたエビフライ
・金太郎飴のように、どこで切っても白身と黄身が均一のゆで卵
・衣と肉がはがれない、不思議なトンカツ
・合成ホルモン剤を埋め込まれた牛の肉
・切り口が痛まない不思議なサラダ
・中身の不明な餃子
・売れないクズ肉をかき集め、プレスしてできたステーキ
・…
あんまり詳しく書いちゃうとアレなんで、本の内容に関してはここらでやめるけど。
でも、知っておいたほうがいいと思う。特にこれからお母さんになる人たちは。
かみさんは、
「こんなの見ちゃうと、もう外食とかはできないねぇ。」
と言っていた。うん、できない。コンビニ弁当なんて、よほどの覚悟がないと食べられない。
だからって、変に悪い面だけを見て怖がって何も食べないんじゃ本末転倒よね。
情報を得た中で、時には取捨選択し、時には妥協して食べることが必要。
そうじゃないと、それこそ全て自給自足の生活になっちゃう。
大事なのは「知っていること」だと思う。

ちと話がズレるけど、アトピーとかって”先進国”での病気なんだってね。
発展途上国には非常に少ないらしい。工業が発展する昔だって無かったんだろうね。
それが、今は表向き無害とされる添加物を日々口にし、それが身体に蓄積される。
そして、高たんぱく高カロリーの食事で脂ぎったお母さんから出る母乳を飲む。
そうやって産まれ、育った子がなんともないわけないんだよね。。
あ、もちろん食べ物にさえ気をつければアトピーにならないって意味じゃないよ。
空気や水の汚染とかハウスダストとか、その辺だって原因なのかもしれない。
別においらは専門家じゃないし、今アトピーの原因を突き止める趣旨じゃない。
で、ウチの珠希だってアレルギー体質。
ヒザの裏とか耳の裏とか足首周りとかが赤くなり、すごく痒がっていた。
時に、対症療法としてステロイド入りの軟膏を使ったりもした。
かみさんが脂っこいものとか食べると、とたんに珠希に影響が出た。
ケーキを食べたり串焼き屋に行ったり、ケンタッキー食べたりするとね。。
幸い、今はかなり症状が治まってなにも塗ってないけどね。
やっぱり、食べ物って大事なんだよね。
日本人は古来から肉食ではないんだから、肉を食べ過ぎちゃあ良くないんだろうね。
腸の長さだって、明らかに”草食動物”の長さなんだってね。
 -ライオンや猫などの肉食動物の腸は、体長の約4倍
 -馬は体長の約10倍、牛はなんと約20倍
 -人間はカバやゾウと同じ、約12倍
なんだって。肉食は短く、草食は長いらしいよ。
で、腸が長いのに肉ばっかり食べると、途中で腐敗が起きたりして病気になる。
視野が狭い意味でベジタリアンになり、それに固執するつもりはないけど、
でもなるべく”和食”を心がけようと思った。
それが自分のためにも、家族のためにもなるみたいだし。ってか、実は野菜好きだし。

また話がズレるけど、食用の動物… 例えば鶏とかってさ、
 -生まれたらすぐにオスメスを選別→オスは袋詰めにして圧死 or 窒息死
 -抗生剤や高カロリーのエサをじゃんじゃん与えて卵を産ませる
 -産卵期と思わせるため、1年中同じ明るさ、同じ気温に設定
 -自然の鶏が年間10数個の卵を産むが、採卵鶏は年間250個の卵を産む
 -自然の鶏は15~20年生きるが、採卵鶏の寿命は1年半程度→加工食品へ
なんだってね。ま、ソースはWebサイトだから100%の信頼性じゃないけど。。
食用豚も、ほとんどはストレスによる臓器異常だか病気だかを持っているらしいね。
“動物虐待”ってのは今は置いておいて、とりあえず怖くない?
いやね、もしかしたらこんなのは、遠い遠い昔の話なのかもしれないけど。
でも、薬漬けにされ不自然に太らせられた、どう考えても不健康な鶏を食べる恐怖。
そりゃあ、今の世の中”生産性”って大事よ。
卵を売って生計しようにも、月に1個の卵を産む鶏を飼ってたんじゃ食っていけない。
けど、あまりにも生き物が”生産品・製品”のレベルになっている気がする。
そういうのを知っちゃうとね。。。
曲がったキュウリなんか気にしないし、虫食ってるキャベツやレタスでいい。
なんていうかさ、”普通”のものを食べたいよね。。
あ、でもおいら、キュウリは嫌い。

コメント

  1. nono より:

    SECRET: 0
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    でしょう?
    そうなんです。情報が事実だとしたら外食出来ないんです。こわくて。
    ・・・実際殆ど外食しない私。で、オーガニック野菜作ったり、買ったり餌の状況まで明確な牛や豚、鳥のお肉を選ぶように心がけております。
    出来るだけ安心できるものを高くても買うようにしていますが、
    良く考えると日本の人全部の食を安全な食品でまかなえるわけも無く、
    結局「私は安心な食を選ぶわ」ってちょっと身勝手かなあ、と思ったり。
    でも、やっぱり将来のある子どもさんには
    可能な限り安全な食品で(直接肌に触れる洗剤や、衣料品も含め)生活できるといいなーと思います。

  2. きゃすばるにいさん より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    うん、おっかなくて何も食えん。
    「知らないほうが幸せだった」とも思うけど、それって本質じゃない。
    ま、極端に過剰に気にしても仕方ないから、"できる範囲、気づく範囲"で
    気にしていこうと思ってます。
    > 結局「私は安心な食を選ぶわ」ってちょっと身勝手かなあ、と思ったり。
    ううん、それは違うと思うよ。消費者が選ぶことにより、メーカ側もそれを意識し、
    「安くて添加物てんこ盛り食品」から「本来の意味での健康志向食品」を作ることに
    企業努力をしていくと思う。わかりやすく言うと、
    「添加物まみれの安い商品は売れない。なら消費者が求める"良い"食品で商売をしよう。」
    って流れになるのが市場原理だと思うし。
    ま、自分の身を守るのって自分なんだよね。
    学生の頃お菓子ばっかり食ってた自分が、こんなに食べ物を意識するようになるとは
    思ってもいなかった。チビが産まれると変わるもんだねぇ。。。

  3. T より:

    SECRET: 0
    PASS: 0962e1aed115aeec2ecc398ba3df40b9
    最近思うのですが
    中途半端な知識の情報を得るくらいなら「知らないほうが幸せだった」も場合によっては正しいかもしれないです。怖がらせるだけなので。
    間違った情報(嘘という訳でもないのですが、確証がある訳でもない情報類)もありますから。
    上にある「アトピー」とかの原因ですが
    昔、アレルギー類は戦後「清潔」「消毒」が過剰進んだ為に増えたと云われていました(今でもこの説は消えた訳でもないです。)。
    合成保存料,合成着色料とかの添加物が原因という説もでました(これも消えてもいません)。
    最近ではアトピー等はトランス脂肪酸の食物が原因ではという説が出てます。これ、現状では成分表では判らないのですけど。
    で、俗に云う“添加物”なのですが・・・それを全てが問題な訳ではなくて・・・
    合成保存料,合成着色料等は、一応それなりの安全性試験はされています。ただ、それは短期的試験でしなかい。せいぜい数年~数十年の使用実績しかなく、それより先、子供や孫の代までわたって安全かは判らない。だから、控えよう。
    それが危険視されるようになった理由です。
    でも、ここから誤解も生まれて・・・
    化学調味料まで危険視する人が増えました。あれは名前は科学~ですが、昔から「だし」とかで使っている旨み成分を抽出した物に過ぎないらしいです。どんな物でも過度に食べれば毒にはなります(砂糖でも塩でも過度なら毒)から、濃厚な味付けは問題かもしれませんが、昔から「だし」を使った料理を食している日本人なら問題ないでしょう。ただ、欧米人のなかには人種によってそれへの耐性に遺伝的に問題がある場合があるらしく、海外のどこかで一応子供への食事にはあまり使わないようにしている場合があるらしいですが、その情報が誇張されて伝わったのかもしれません。
    (先に述べたようにどんな物もある量以上を食したら危険はあります。そのレベルが個人差というか遺伝的差があるらしいのです。)
    合成~にも例外もあって、例えばワインには通常酸化防止剤に亜硫酸塩を微量に使います。これを問題とする輩もいます。ただ、この手法は紀元前から続いている物でこれによる悪影響の実績はありません。なので、確かに添加物ではありますが、一般に使われている量なら問題ないです。数千年の実績データがありますから。
    あまり云っているとコーヒーや紅茶も飲めなくなりますよ。
    確かに意味もなく色づけしている物は嫌ですし、あまりにも色々よく判らない物が入っているのは私も避けますが、気にしすぎて神経質になりすぎても・・・ね。
    昔、コーヒーなどのカフェインが発ガン物質のひとつと云われていた時期があります。ビタミンと一緒に食すとその危険度がさらに増すと。その説は今では完全に否定されています(発ガン成分にはならない。もしかするとどちらかというと抑えるかも、と。)。
    そういう事もあります。

  4. きゃすばるにいさん より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >Tさん
    どもどもです。
    仰るとおり、全てを鵜呑みにして怖がるつもりはありません。
    なんて言うのかな、"必要以上な、無駄な添加物はいりません"って言うか。。
    自給率の乏しい日本では、広い意味での添加物無しでは食べていけない。
    けど、無駄に着色したりとかは避けたい感じです。無ければ無いほうがいいでしょ、っと。
    一部の情報だけを真に受け、騒ぎ、それによって本来なんでもない食品が危険視され…
    みたいには、もちろんならないつもりではあります。
    だって、初めて本を読んでみたばかりだもの。
    それだけで全てを知ったと思い、変に固執するのは愚の骨頂だと思いますし。
    > あまり云っているとコーヒーや紅茶も飲めなくなりますよ。
    えへへ。朝と夕方の缶コーヒーはやめられないんだな(ぉぃ

  5. T より:

    SECRET: 0
    PASS: 0962e1aed115aeec2ecc398ba3df40b9
    ↑と書いたものの・・・
    トランス脂肪酸は避けられるならなるべく控えた方が良いようです。
    ただ、その判別方法がわからん。

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