生命の神秘!

“理科好き”の私だけど、面白いニュースを見つけた。
・カタツムリ左巻き存在の謎解明 天敵ヘビが進化手助け
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101209-00000004-khk-l04
 もともと殻が右巻きだったカタツムリで左巻きに進化した種が存在するのは、
 カタツムリを餌とするヘビが手助けしたとみられる。
 セダカヘビの口の構造と捕食行動を調査。セダカヘビは右側に多くの歯を持ち、
 左巻きよりも右巻きのカタツムリの方を効率よく殻から中身を引き出して食べている。
 左巻きだとセダカヘビに襲われても生き残る可能性が高く、進化が促されたと予測。
へー、なるほどね。
-元々カタツムリは右巻き
-その右巻きを上手に食べられるよう、ヘビの顎の右側に歯が多くなる
-カタツムリが対抗、食べられにくい左向きの亜種が生まれる
って感じみたいね。
面白くない?
この理論だった流れを、思考能力の無い(?)カタツムリがやっちゃうんだからね。
-オートレース(バイクのレース)って、カーブでハンドル邪魔じゃね?
-ずっと左回りのトラックなんだから、ハンドルの高さを左右で変えればよくね?
とかって、頭で考えて通常の形態から違うものを編み出すのとはワケが違う。
また、例えば
-毎日重たいもの持つのはしんどいな
-じゃあ、もっと楽に運べるように、筋肉つければよくね?
と、同じ個体がその環境に合わせて適合していくのとも違うわけよね?
だって、カタツムリは食べられちゃったら終わりなわけで、
運良く逃げ切れた右巻きが「あぶねぇ!ちょっと俺、左巻きになるわ!」って
生きている途中で左巻きに変更したってわけでもないでしょ、きっと。
-北欧の人は空気が冷たいから、体内に取り込むまでに暖めるため鼻が高くなった。
-南国の人は強い紫外線から皮膚を守るため、メラニン色素が多く色黒になった。
こういうのは、親世代が経験値として持っている情報で
それを代々子供に伝えていくことでそうなっていくわけじゃん。
こういうケースも、このカタツムリには当てはまらないと思う。
なんだかよくわからなくなってしまったけど、
 -食べられちゃったら終わりで、なんの進化情報を次世代に残せない
 -逃げたヤツも「右巻き危険! 子供は左巻きにしよう」と考えられるとは思えない
というような感じ。なのにちゃんと左巻きが生まれるんだからね。
こういうの、すっごい面白いよね?(私だけ?)

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