「2012」感想(ネタバレ含む)

久々に映画借りて見てみた。「2012」ってあるじゃん。地球崩壊するやつ。
2009年の映画だけど、興味あったんだよね。
すごく簡単にストーリーを。。。
 太陽が異常爆発をしており、それにより地球の内核が溶解している事が発見される。
 すなわち、数年後に地殻変動により世界が滅びる
 世界の破滅を知ったアメリカ大統領は、各国首脳にのみ事実をに報告。
 先進国は、選ばれた人間が助かるよう、極秘で”ノアの方舟”を造る。。。
 やがて世界各地で未曽有の地殻大変動が起き始め、地盤の沈下、噴火、大津波と
 この世の終末を迎えようとする。

面白かった!
終始ものすごいアクションシーン。
主人公は地震に耐え、地割れから這い上がり、崩れるビルをすり抜け、
火山弾をかわし、地盤が崩壊する寸前に飛行機で飛び立つ。
純粋に”映像”を見ているだけで手に汗握るシーンが連続。
世界の著名な建造物が崩れたり、はたまた地盤の断面から地下鉄が飛び出したり、
山かと思うような津波が視界いっぱいに広がったり、、、
そりゃまあ”大惨事”どころではなく、どれだけの命が失われるのか考えたくも無いが
「特撮技術、CG技術はすごいなぁ!」と感動を覚えるほどの映像だった。
あの映像は、映画館で見るべきだったと思う。
見ようによってはコミカルなシーンもあったけれど、
でも、終わりを悟った人間の姿や、なんとか子供だけでも助けようとする親の姿、
そういった人間模様にジーンとくる部分もあった。
そして、助かろうと”方舟”に殺到している人々に対し、
各国が閉ざしたゲートを開けて”助ける”ことに賛同するシーン。
ストーリーを重視する人には陳腐に感じるかもしれないんだけど、
プラス思考で捉える分には感動的だったんじゃないかな。
でも、モヤモヤする部分も。
“方舟”に乗れる=助けられる人数には限りがあるわけなんだけど、
やっぱり世の中「権力」と「金」なんだよね。
“選ばれし人”にはチケットが渡され、それは権力者や金持ちばかりでさ、
この事態になることを最初に発見した、世界の救世主のインドの学者は、
多くの一般民衆と同じように、家族と共に波に飲まれてしまう。。
“方舟”の製造に従事した作業員たちも、きっとほとんどが波に飲まれたんだろうね。
災害救助にも仕事の処理にも、全ての物事には”優先度”があるわけで
「全てを助けようとして全滅」というのは絶対に避けなくてはいけないのは当然。
けどなぁ…。現実はキビシイよねぇ。
私の元には、残念ながらチケットは来ないんだろうな。。
そんな時は家族と手をつなぎながら、笑って最期を迎えたいね。
映画「2012」予告編

コメント

  1. 大工@携帯 より:

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    金も権力も無関係になるけどね
    ハリポタの謎プリの最後の方のワンシーンに校長が年よりの方が知恵は多く価値は少ないって言うところがあるけど若い力は大事だよね

  2. きゃすばる より:

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    確かに本当にこんな状況になったら、人選って難しいでしょうね。
    年齢的なもの、職業(=スキル)的なもの、人種的なもの。。。
    こうならないのを祈るしかできないな。

  3. 大工@携帯 より:

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    年よりは若い人ほど、失敗しない知恵を有してるけどそれはミスが少ないダケで何かを産み出す力とはいえず、かといって若い者ばかりだと失敗ばかりで何も産み出せないかもしれないけど古きにとらわれず新しいことに取り組める。
    そこに知恵が合わさればって流れだよね。
    知あらば勇無し
    勇あらば知無し

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