ケータイ小説

「第3回日本ケータイ小説大賞・源氏物語千年紀賞」の発表と表彰式があったんだと。
大賞に「あたし彼女」が選ばれ、賞金200万円が贈られたんだと。
同作はTSUTAYA賞、JOYSOUND賞にも選ばれ、トリプル受賞となったんだと。
今時の若者言葉を多用した今までにない文体で、切ない恋心をつづったんだと。
秋元康氏は「言葉のリアリティーがすごい。こんな小説は読んだことがない」と絶賛だと。
ほうほう。
なんだかわからんし、そもそも私には文学や絵画とかを理解する力が欠けているし、
だからまあ、どうせ読んだところで批評なんてできないけど。。
ちと興味あるじゃん。
以前の「恋空」とか言う、私の理解できない意味のわからない文字列とは違って、
若さと切なさ、恋する喜びを如実に表現した、きっと素敵な小説なんだろう。。
・「こんな小説読んだことない！」と絶賛の声 ケータイ小説大賞「あたし彼女」
　http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1177807.html
アキ
歳？
２３
まぁ今年で２４
（中略）
なんか
アタシ彼氏いたんだけど
飽きた
みたいな
んで今の彼氏
まぁ
トモに
出会ってさ
乗り換えた
みたいな
前彼より
顔いいし
金持ってたし
なにより
セックス
相性いいし
…
……
ん？　ちと待て。
ちゃんとページの読み込みができてなくて表示がおかしい。。
Operaがおかしくなったか？　再起動させよう。。。
アキ
歳？
２３
まぁ今年で２４
（中略）
なんか
アタシ彼氏いたんだけど
飽きた
みたいな
んで今の彼氏
まぁ
トモに
出会ってさ
乗り換えた
みたいな
前彼より
顔いいし
金持ってたし
なにより
セックス
相性いいし
…
……
ナニコレ？
よくわかんない
歳？
35　四捨五入で40
でもわかんない
みたいな
まぁ
こんなだけど
200万
みたいな
悪いけど、知能発達に遅滞があるんじゃないかと思った。
いや、逆に頭がいいからこういう”ウケ”を理解しての文体かもしれない。
ホントね、ウチに届くしまじろうの絵本の方が内容があるよ。
ある意味「こんな小説読んだことない！」っての、的を得てるね。
私はけっこう排他的だし、頭の固いところもあるし、古いものを良しとする節もある。
でもまあ、新しいものを受け入れる柔軟さが皆無なわけでもないつもり。
でもさ、これは無いだろ。
よく2chで見る「これは無いだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」って感じよ。
とりあえず句読点とか知らないの？　呆れるというか哀れになるというか…。
いやね、ちゃんと読みもせずに批判もアレだけどさ、
それこそ200万くらいもらわないと読む気にならない。読むのが辛い。
こんなのがワラワラある中から選ぶ審査員を尊敬するよね。。
1つの事象でもたくさんの言い回しがあり、それによって微妙なニュアンスを
繊細に表現できるのが日本語だと思うんだけどね。
それによって直情的だったり、遠回しだったり、ほんのり臭わせたり…
そういうところの表現や駆け引き、奥深さとかが楽しいんだと思うんだけど。
ホントもう、ここまで来ると異次元だよ。
この世代が社会に出て、報告書やプレゼンにまでこんな文体を使うとは思えないけど、
それでも心配になっちゃうのは私だけなんだろうか？