矛盾? パラドックス?

土日に、なんか久々にターミネーターを見た。

私としては、
 ・「プログラマー」ではなく「プログラマ」
 ・「デザイナー」ではなく「デザイナ」
 ・「サーバー」ではなく「サーバ」
のように、「ターミネータ」としたいとこだけど、「ターミネータ”ー”」が正式みたい。

で、そんなのはどうでもいいんだけど、1と2は名作だよねぇ。

1なんかは、さすがに今となっては映像のチャチさはあるけど、
両方とも見てて純粋に楽しいし、ワクワクドキドキする仕上がり。

けど、3はなんか「ソフトウェア制御で動くハードウェア」であるシュワたんが
変に感情的な場面とかがあって、いまいちなんだよね。。。

あくまで
 ・命令コードを遂行するのが第一であって
 ・感情で迷ったりすることなどは無く
 ・体(部品)が壊れようと、痛みなどはなく目的を達成しようとするだけ
って、無機質な怖さがいいのに。

「ナノ・なんちゃら」って言うんだっけ? 他の機器を操れるヤツ。

あれもさあ、ソフトウェアが全ての動作を司っている機器を操るならわかるけど、
車のハンドル操作とか、外的な力で動くものまで動かしちゃうの、納得できない。

PCがウイルス感染したとして、
 -画面上に意図しない勝手に文字列が出たり
 -意図しないネットワーク接続を確立したり
ってのならわかるんだけど、
 -マウスがぐるんぐるんと勝手に動き回る
 -キーボードがピアノの自動演奏のように勝手にカチカチ動く
とかってなると、それはもうただのホラーになっちゃうじゃん。わかるかな?

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –

ところで、こういう機械って型番があるわけなんだけど、
 1のシュワたん:T-800
 2のシュワたん:T-800 敵の液体金属:T-1000
 3のシュワたん:T-850 敵の金髪ねーちゃん:T-X
なのよね。T-800とT-850の差は、バッテリーを2つに増やしただけで、
カーネル部分には特に変更は無いらしい。
(T-1000に電池を鉄棒で刺されて動作停止しちゃったから、電池2つに増やしたらしい)

うーん、「800」と「1000」って、だいぶ違うよね。
200回のメジャーバージョンアップ?

もしくは、800、900、1000と、2回のメジャーバージョンアップかな?
Windows98とWindows2000くらいの差?(謎
T-Xに至っては、来年にでも出るVistaとの差?(激謎

それなのに、1000には勝っちゃったりXには相打ちに持ち込んだり、すげえんじゃねえか?
やっぱり、XPのルナのようにいらん機能をつけるより、98のシンプルさが1番って皮肉?

で、ターミネーター知らない人のために、簡単な説明。

<概要>
自我を持ったコンピュータが、人類を敵と認識して「コンピュータvs人間」の戦争が起きる。
優秀なリーダーのおかげで人間が勝つんだけど、ヤヴァイと思ったコンピュータは
「じゃ、過去に戻ってそのリーダーを生む母親(サラ)を殺しとけばよくね?」ってことで、
過去の母親を殺すため、シュワたんマシンを派遣。

「そりゃいかん!」と、人類軍も味方の人間(カイル)を派遣。
で、守るカイルと守られるサラがえっちして、リーダーが産まれる、、、っと。


ん? おかしくね?
未来からシュワたんを送り込んでいなければ、将来人類軍のリーダーの父親である
カイルも送り込まれないわけで、ってことは、リーダーは産まれねえでない?

ってことは、リーダーが産まれなければコンピュータ軍は人類軍に負けることもなく、
よって、シュワたんを送り込む必要も無い。

わからなくなってきたぞ。。。

コメント

  1. さとる より:

    SECRET: 0
    PASS: 5df11822f0d8544843605750fdcf00c3
    英語のスペルを見れば判ると思うけど、「ターミネーター」という
    表記の方が「ターミネータ」よりも自然だと思います。
    何でもかんで"ー"を省くのが正義だと思っている人が
    増えているのは一部の業界の傾向で、逆に"ー"が
    あった方が、日本語的にも英語のスペル的にも、
    より自然で正しい表記・読み方であるケースの方が
    多いんじゃないかな。
    それから、SF的な作品に神秘主義的な要素が入っていると
    駄目みたいに考えているみたいだけど、それは違うから。
    SF作品は芸術であり、哲学を織り込める素材でもあるからね。
    現時点で主流になっている学説(仮説)に忠実でなくてはならないとか、
    唯物主義に忠実でなければいけない、といった制約は
    SF作品には無いからね。SF作品も芸術なんだから、
    宇宙空間のアクション・シーンで迫力のある爆発音が
    響いた方が臨場感を出せるなら、現実を無視して真空に
    近い宇宙空間で音を響かせる演出をしても良いんですよ。
    大事な点は、現在の科学常識に忠実であるよりも、
    芸術や哲学的な面で観客を感心させるという事で。
    スペースオペラの巨峰である、ジョージ・ルーカスの
    「スターウォーズ」シリーズも、ジェダイやシスが、
    単にビーム剣を猛スピードで振り回す戦士という設定
    だったら、あれほどの大ヒットはしなかったと思います。
    光と闇の属性を持った神秘的なフォースという設定を入れた事で、
    作品の魅力を大幅アップする事に成功したんですよ。
    p.s.
    このレスは、ターミネーター・シリーズに対する
    管理人さんの評価には、直接は関係ないものです。
    論点が違う雑談っぽいレスという事で。(笑)

  2. きゃすばるにいさん より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    > 何でもかんで"ー"を省くのが正義だと思っている人が
    > 増えているのは一部の業界の傾向で、
    ヤベ! イテッ!
    > 宇宙空間のアクション・シーンで迫力のある爆発音が
    > 響いた方が臨場感を出せるなら、
    それはあるよね。
    振動が伝わらない宇宙空間で、よその船が爆発すると自艦も揺れたりとか。
    ガンダムだって、
    「2時の方向よりビーム砲が接近!」
    って、あんたそりゃ、ビームが目に直撃してるから見えるんですよ(笑
    リアルを求めること自体が間違っているんだけど、
    おいらはターミネーターに"リアル"を求めて見ていたから、
    自分の知識の中であり得ない描写があると冷めちゃうだけ。ぼくの主観。
    (液体金属なヤツもあり得ないわけなんだけど…)
    ガンダムもね、18mの高さのロボットの腹部分に座ってて、
    それがドテーンって倒れるってことは、
    「9mの高さから椅子に座ったまま落っこちる」
    って、あり得ない状況なんだけど、その時点で否定しちゃうとつまんない。
    だから自分の勝手なルールの中で"リアル"のハードルを決めて楽しんでいるだけ。
    ガンダムの中でのぼくのリアルのハードルは、
    ニュータイプがすごい超能力者に描かれるZガンダム後半かな?
    精神力でハンブラビのビームを弾いちゃうとか、あの辺はアウトな感じ。
    さとるたんは、暴走気味のおいらをいつも客観論で引き止めてくれるので
    とっても重宝しておりますのだよ。( _"_)/

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