優しい気持ち

昨日のかみさんの話。
ご飯ができたので「珠希~、麗香~、ごはんできたよー!」と。
そしたら珠希「えぇ~、またご飯(白米のこと)やだぁ」と言ったそうな。
そこでかみさんが
「ママはみんなにおいしく食べてもらおうと思って作ったのに、
 そういう事を言うなら食べなくてもいいよ。」
ってなことを言うと(もちろんヒステリックにとかではなくね)、、、
「ごめんなさいー」
泣いちゃったそうだ。その後、
「珠希ご飯好きー。ママの作ったご飯おいしー。」
と、ご機嫌取り(?)なことを言っていたんだって。
かみさん曰く「ちょっとかわいそうなこと言っちゃった」と。
対して私は「自分たちのために作ってくれてるって理解できていいんじゃん」と。
恥ずかしい話、私自身が”出された料理に対して感謝”なんてしたこと無かったから。
腹が減れば出てくるのが当たり前で、さらには好き嫌いで文句を言ったり。。
自分じゃ何も作れないくせにね。
「ママがボクのために、毎日一生懸命ご飯を作ってくれている」
珠希なりに感じてくれたんじゃないかな。
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先日、近くのデパートに行ったときのこと。
キッズスペースみたいな、絨毯敷きで子供が軽く遊べるところで珠希を遊ばせていた。
四角や三角のスポンジ積み木で遊べたんだけど、珠希が高く積み上げていたところ、
他の子(同じ3~4歳くらい?)が来て崩してしまった。
どうするのか見てた。
一瞬曇った顔になり「あぁ!」と言ったものの、その子に怒りを露わにするでもなく
気を取り直し「壊れちゃった。またつーくろー。」とやり直し始めた。
偉いね、珠希。
一方私は「あー壊れたねー」とエヘラエヘラしてるだけの頭の悪そうな母親に
文句の1つでも言ってやりたい気分でイライラしまくってたけど(笑
その後も、「貸して」と言う子には「どうぞ」と貸していたし、
何も言わずに”奪って”いく子もいたけど、叩いたりすることもなくいい子にしてた。
なかなか優しい子に育っているんだと感じた。

優しいのはいいんだけどね。うん、とってもいい事。
けど私が男だからか、もう少しずうずうしく自己主張しても良いのではと感じる。
従順というか回りに合わせてしまうというか、
暴力に走る手段ではなく「ボクはこうしたい!」という意見を
もうちょっと遠慮なく表してもいいんじゃないのかな、、 っと。
繊細で優しくいい子なんだけど、自分を抑えずにもっとやりたいまま、
わがままでワンパクに振舞ってもいいのではと感じちゃうんですよ。
と言うかね、私やかみさんが日々育ててきた中で、
どこかで「自分を抑えて我慢する」ことを身につけたんだろうけどね。
変に過剰に”我慢”を押し付けちゃったりしてないか、いろいろ頭を巡った。
もちろん、今の珠希の性格を否定するわけではなくて、+αの親のリクエストとしてね。
「這えば立て、立てば歩めの親心」ってヤツかな。
子育てって難しいね。

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