疑問

「血管に空気が入っても大丈夫?」
昔から疑問だったこと。
なにかで「血管に空気が入ると、気泡が詰まって死んでしまう」って見たことがある。
注射器とかで空気を注入して殺人… みたいな映画(ドラマ?)もあった気がする。
小さかったおいらにはすごく恐怖で、予防接種とかでの注射の際、
空気が混入していないか密かに気にしまくっていた。。。
ほら、なんか想像できるじゃん。
太い動脈ならまだしも、細い血管、脳の毛細血管とかに空気が行っちゃったら
それが”栓”となってしまい血流が行かなくなり、結果死んでしまう… ってさ。
出血多量で命を落としてしまうのは、失血と同時に破れた血管から
大量の空気が入ってしまい、亡くなる一因になってるのではないかと?
だってそうでしょ?
水が循環しているホースの一部を切ったら、そこから水が漏れるのと同時に
本来水が流れる先には、どんどん空気が入っていっちゃうわけじゃんか。

なぜか今それが急に気になりだして、調べてみたのだ。
各サイトを抜粋すると、下記のような感じ。
・血管自体に圧があるから、点滴等で勝手に空気が入ることは無い
・仮に入ったとして、少量なら血液内で溶けてしまう
・200ccとかの大量だと、命を落としてしまうかも?
ということで、通常の注射やら点滴ではまず問題無いみたい。(そりゃそうだ)
また圧力もあるわけで、少々怪我をしてもピューピュー血を噴くだけで大丈夫。
そういや手首をザックリと切ったとき、噴水みたいに血が噴き出たよ(笑
でもその一方、、、
・肘の動脈血管からカテーテルを挿入した後、圧迫止血用の器具に空気を入れようとして、
 誤って血管に空気を注入する事故が発生した。
 患者は脳の血管に空気が詰まる空気塞栓症になり、重大な後遺症が残ったという。
なんて恐ろしい事故もあったみたいだから、気をつけないと。。。

ということで、長年の疑問が1つクリアになりましたー。

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