立会い

長いよ。長いし自己満足の日記。

いよいよたまこ(仮名)の予定日まで1ヶ月となった。
ってかよ、そろそろ名前の候補くらい考えないと。。
なんて思ってるところで、ぶうさんがこんなん書いていた。
・ぶう子・・・その1
 http://blog.murablo.jp/narunara/kiji/26340.html
うんうん。誰もが100%安心とスケジュールどおりの安産なわけじゃないんだよね。
でも、赤黒いサルみたいなヤツが無事に産声をあげているのを見ると、
なんとも言い表せない満足感というか達成感というか安堵感というか…。
おいらも、ふと珠希が生まれた時の日記を読み返してみた。
2005/11/14 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
おろおろ…
予定日は12日なんだけどね、ようやく今朝に陣痛らしい陣痛が来て、
でもってかみさんは病院に行っています。
まだ時間がかかるから、、、 って帰されることもあるので、おいらはまだ仕事中。

ってか、病院に行くって連絡があってから、まるで仕事にならん。
Yahoo見ては閉じて、またYahoo開いて、同じニュースもう1回見たり。。。
10秒ごとにメールチェックしてみたり。。。
タバコ吸おうとしてボールペン持って行ったり。。。
アホか、おれは?
普段、けっこう動じないほうなんだけどね。
けど、大事な家族のことになるとそうもいかないな。
2005/11/15 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
こんにちは
今日の昼12:30位かな? やっと産まれました。
かみさんは昨日から病院行ってたけど、
陣痛は来るんだけど間隔が広がっちゃったりと、
「痛いんだけどお産まではいかない」状況で、本当に大変だった。
腰を押してあげる位しかできないんだよね、男って。
途中でくじけそうにもなってたけど、
破水しちゃったこともあって、朝に陣痛促進剤を投与してからは
思ったよりは結構スムーズだったかな。陣痛つらくて大変そうだったけどね。。。

産まれた後、看護婦さん(助産婦さん?)から
「奥さんが『夫がいてくれたから、くじけないで頑張れた』って言ってましたよ」
って聞かされた。
違うさ。お前本人が頑張ったからだ。
ぼくには想像も体験もできない痛みや辛い思いを乗り切って、
このチビに会いたい一心で頑張ったから。
だから無事に、このチビに会えることができたんだ。
プニプニのほっぺを撫でながら「こんにちは」って言った。
産んでくれてありがとう。
産まれてきてくれてありがとう。
今日、大事な宝物が1つ増えた。
思いっきり涙出そうだったけど、なんかたくさん人がいるから耐えたよ。
2005/11/16 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
うんち
昼過ぎにかみさんから、
「たま(と呼んでいる)が細菌に感染して、国立病院で精密検査することになった」
って半ベソの電話が来て、仕事切り上げて病院まで飛んで行きました。
それこそ、「下手したら命が危ない」位の言いようだったので、
生きた心地もせずに、口の中カラカラになって飛んでいった。
いや、結果、問題無かったんだけどね。
・破水から分娩まで長引いちゃったから、ちょっと細菌が入った
・羊水の中にうんちしちゃって、それを飲んじゃって肺に入って肺炎起こしてた
って感じ。いずれも症状が軽く、まず大丈夫だって。
一応赤ん坊だし、万が一悪化した時を考えて
24時間体制で設備も揃ってる国立病院に転院しておいたって感じ。
ホントね、向かう電車の中で最悪のこと考えたり、
そんななった時にかみさんをフォローできる余裕が自分にあるか考えたり、
みんなにはなんて言えばいいのか考えたり、もう最高にテンパッてた。
まぁ、無事で何よりだし、特にピンチってわけでも無くてよかった。
正式な病名は、胎便吸引症候群っていうんだって。
白血球数がちと多いのと、CRPって細菌感染してる目安の数値がちと高いんだと。
その他、予測できる悪い症状が起きた際の、具体的な対処法も聞いてきた。

産まれて2日目からコレだからね。。。 先が思いやられるよ。
こいつが大きくなったら、
「お前産まれたとき、うんち飲んで大変だったんだぞ!」
って言ってやるつもりです(笑
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まだ鮮明に覚えているな。
 -予定日なんてあくまで”予定日”なのに、1日2日過ぎただけですごく過敏になったこと。
 -前日から一晩中かみさんに付き合って、でも腰をさすってやることしかできなかったこと。
 -1晩陣痛を耐えながら、かみさんが「もうイヤだ!」と珍しく弱音を吐いていたこと。
 -立ち会う際、どこにいりゃいいのかわからなくてノコノコ足の方に行ったら、
  「ダンナさんはそっち!」と看護婦さんに怒られたこと。
 -生まれたばかりの珠希を見て「なんだ、グロいサルだなぁ」と思ったこと(内緒
 -なのにかみさんは、狂ったように「かわいー!」と連呼してたこと。
 -取り立てホヤホヤの胎盤をドアップで見せてもらったこと。
 -グロ耐性MAXのおいらは、その血だらけの肉塊を見てもなんともなかったこと。
なんだよ。いいこと無いじゃないかよ(笑
ちなみにコレ、生まれたてホヤホヤのたまちゃん。

まあ、ふざけて書いたけどさ、”出産”ってのは一大事なんだよね。
前にも何度か書いたかもだけど、最悪母子共に命を落とす可能性があるもの。
それだけの覚悟の元に臨むものだと思っている。
だから、またおいらは立ち会うつもり。
先日の検診では、たまこは今2,000gくらいだと。ちと小さめ。ちびたまこ。
かわいいなあ、ちびたまこ(デレデレなバカ親
初産は時間かかってかみさん大変だったけど、
2人目は小さめだし、すんなり”すぽーん!”と生まれてくるといいなぁ。

コメント

  1. なおP より:

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    名前はやっぱり「親」が付けるべきですよね・・・。
    うちの娘達二人、大阪の義理の両親が、勝手に謎の占い師に頼んで、付けた名前です。
    生まれた方角、時間で割り出して、いくつかの選択権も無く、たった一つ。
    「この名前しか、あかんから!その名前付けないとアホになるから!!!!」
    とブチブチの関西弁で言われて・・・。
    今でも、子供の名前を言うの、マジで悲しいです。気に入ってません!
    だから、娘達には、「子供は親が思いを込めて付けるものだから、カタカナの名前でも、四文字の名前でも、好きな名前付けていいから~!」って言ってま~す。
    ちなみに、結婚する前の主人と私の相性も、その占い師に占ってもらって、GOサインが出たので結婚でさせたみたいです・・・。(東京の娘となんか、生きていて、考えた事もなかったみたいですから(笑))
    結婚式の日にちも、その占い師に決めてもらったそうです。
    主人の名前も、30歳超えてから改名したですけど(漢数字の‘二”から‘司”に変更)、改名する日と名前もその占い師・・・。
    埼玉から、東京に引っ越した時の引越し日も、その占い師に占ってもらったらしく、埼玉から東京への方角がよかったし、家の見取り図(そんな事まで?っと思うんですけど、家のドアやキッチンの位置なんかもあるらしく)も申し分なかったらしく、この日って感じで引越しさせられました。
    どんだけ・・・って言いたいです(-_-;)
    かわゆ~い名前、付けてあげてくださいね~。

  2. ぶう より:

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    ごめんよ~にいさん。
    仕事先で「貴方のブログにトラックバックが送信されました。」って携帯に入ってきたんです。
    どうせスパムだろ・・・って家に帰ってから管理画面開いたら・・・にいさん・・・。すみません・・・。
    もう少しでしょうか?たまこちゃん。
    小さく生んで大きく育てる!>年寄り口調
    何度経験してもあれですね、この時期。ドキドキしたり嬉しかったり。不安になったり。
    まあ総じて言えばなんですな、「男はこんな時に何の手助けも出来なくて無力感を感じる」ですな、ははは・・・(涙)。
    では、皆さんで安産祈願!スッポン!(あるマークを書こう・・・以下自粛)
    生まれたよ!記事楽しみにお待ちしてますね!
    *お寄り頂いての暖かいコメント、トラックバック感謝申し上げますM(_ _)M

  3. きゃすばる より:

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    >なおPさん
    悪く言いたくはないですが、「盲信している」って不幸しかもたらさない気がします。
    いつかも書いたけど、宗教も占いも、その他"信じるもの"はあくまできっかけであって、
    判断して実行するのは自分の意思じゃないと、本質的な幸せにはなれないと思うんです。
    極論で言うと、「じゃあ"死ね"って言われたらホイホイと死ぬのかよ?」ってね。
    どうしてそうなっちゃうんでしょうね。。
    >ぶうさん
    TBの件、気にされないでくださいー。ウチ、SPAMサイトみたいなもんだし(笑
    > 「男はこんな時に何の手助けも出来なくて無力感を感じる」
    うんうん、ホントそうですよね。
    「産む機械」とか言ってた、お味噌が消費期限を過ぎてる哀れな老害もいましたが、
    これだけのすごいことを1年間近くかけてやり遂げる女性を、私は尊敬します。
    ぶう子シリーズ(?)、興味深く拝読させていただいてます。
    ぶう太シリーズもお待ち申し上げますです。(催促してみる)

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