妊婦様?

いやあ、小町面白いよ。面白い。
まともに考えさせられるものから、アホか年いくつだよ? ってのまで玉石混合。
そんな中でも、やっぱり妊婦だとか子供だとか親子とか、
それ系のネタには目が行ってしまう。
今日見つけたのはコレ。
・電車の優先席と妊婦バッチ(愚痴?)
 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0909/261713.htm
 つわりがきつくて通勤が辛いです。
 妊婦バッジをつけているけど、殆ど席を譲って貰えません。

私、昨日から左膝がハンパなく痛く、びっこ引いている状態。
たぶん、内側の靭帯をやっちゃってるんだと思う。
下の図は右膝を正面から見た図だけど、これで言うと”内側側副靭帯”ってヤツ。

昨日の帰りはたまたま空いている電車だったので座れ、
今朝は始発を待って優先席に座って出社した。
ただ突っ立っている分には痛くないんだけど、朝はけっこう混んでいるわけで
押されたりして体重移動すると、かなりキビシイ感じだったからさ。
途中駅、乗ってきたおばちゃんが目の前に。
私はヘッドホンして本を読んでいたんだけど、ふと目を上げると
「あんたみたいな若くて健康なのが座ってんじゃないわよ!」と言いたげな目つき。
わざとらしく疲れたようにため息をつき、持ってるバッグを重そうに振舞う。
そのまま立ってるほうが、ダイエットになっていいんじゃねえの?(笑
まあそれは置いておいて、他人だってニュータイプじゃないんだからわからないんだよね。
私はズボンの下にサポータをきつく巻いていたけど、外見じゃわからない。
いてぇんだよ、マジで。階段の昇り降りとかだって、右足1本状態なんだから。。
ただそれは同時に、そのおばちゃんにも言えたわけなんだよね。
ふてぶてしく見えたけど、”本当に”具合が悪かったのかもしれない。
熱があったかもしれないし、もしかしたら内部障害を持っていたのかもしれない。

いろんな要素があると思う。
1:「譲って」と言いやすい空気
見た目でわかるなら、譲るほうも譲りやすいよね。
腹の大きな妊婦や、松葉杖で足に包帯巻いてる人とかさ。
けど言われないとわからない、気づかない場合も多々あると思うんだ。
そういうのを言い易い雰囲気、社会って素敵だと思う。
2:座るための努力や工夫
あと、怪我をしているわけじゃないけど疲れが溜まっていて座りたくて、
わざわざ一駅戻って座っている人だっていると思う。
私のように、わざわざ始発を待って乗る事だって工夫の1つ。
ただ「譲って」と言う前に、簡単にできることなら自分でやるのがいいと思う。
3:アンテナ
私は普段、席に座らない。なぜなら”誰が座りたいかわからない”から。
目の前の女性が妊婦なのか、ちょい太目なだけなのかわからない。
目の前のマスクした男性が、病気なのか予防のマスクなのかわからない。
そう、譲りゃあいいんだかどうなんだか、考えるのがめんどくさい。
もちろん疲れて座るときもあるけど、その時はなるべく周囲にアンテナを張って
わかる範囲で譲ろうかと思ったら席を立つようにしてる。
まあ他にもいろいろあるかもだけど、
 -あまり無理せず譲ってと言ってみる
 -できる範囲で気持ち良く譲ってあげる
 -譲ってもらったら笑顔で礼を言う
それが、みんながHappyになれる第1歩なんじゃないかと思うけどなぁ。
「妊婦様」なんて言葉があること自体、どうなのかと思う。
妊婦で体調悪いとわかれば、気持ち良く席を譲る人だって多いはず。
けど、そんなのわからないんだよね。
それをもし「妊婦なんだから座らせろ」という考えであるなら、それはちとおかしい。
逆に、「妊婦は別に病人じゃないし、頼んで妊娠してもらったんじゃない」とか言うなら
それはそれでなんとも器の小さい、心に余裕の無い人に思える。
妊婦が神だとは思わないけど、優しくしようぜ。
自分のかーちゃんだって、こうやって自分を生んでくれたんだ。そうでしょ?

さて、そんなことより帰りは座れるだろうか?(笑

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