狂信

なんだかなぁ、、 と思った。
妄信、狂信というのは、こういうことを言うのだろう。
・息子への輸血を「宗教上の理由」で拒んだ両親に対し、即日審判で親権を停止
 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1223979.html
 大量出血で重体となった1歳男児への輸血を拒んだ両親について、
 親権を一時的に停止するよう求めた児童相談所の保全処分請求を家庭裁判所が
 わずか半日で認め、男児が救命されていたことが分かった。
 主治医は緊急輸血が必要だと両親を再三説得したが「宗教上の理由」として拒否された。
「エホバ」なんだろうね。
詳しくは知らんが、輸血は”血が穢れる”から行ってはいけないというもの。
時たま、「宗教とはなんなんだろう?」と思う。
 -人を不幸にし、時には命まで奪ってまで”信仰”する必要があるのか?
 -個人が信仰しようと(この国は)勝手だが、それを押し付けていいものか?
 -命より大切な信仰とは、一体なんなんだろうか?
先日は、ケニアで魔女と見なされた5人が生きたまま焼き殺される事件があった。
他にも10歳の子が、父親から黒魔術師だと疑われ火をつけられた事件もあった。
「信仰」とはなんなのだろうかと思う。
私は、初詣で「皆が笑える1年であるように」と祈る。
けど儀礼的なもの。”神”がいるとか、なにか見えない絶対的な力を持つような
そんな”いわゆる神のような存在”がいるなどとは思っていない。
神がいるのなら、なぜ無垢な子供が地雷で足を吹っ飛ばされるのか?
神がいるのなら、なぜ不治の病で涙に暮れる家族がいるのか?
神がいるのなら、なぜ信じて寄り添ってくるの者しか助けないというのか?
それが、国ごとの背景や宗教観等に全く無知な私の考え。
もう、”育ち”が違うから”信仰”というものを理解できないんだと思う。
その育ちの違いを埋める知識も無ければ、それに関しての知識欲も無いし。
日本から1歩も出たことない私には、決定的に知識が欠けているだけかもだけどね。
けど宗教、信仰って「自分や家族が豊かに生きていくための道具の1つ」であり、
「それに縛られて子供の命すら助けられなくなる」じゃあ、本末転倒だと思うんだ。

あ、NEeDSさんも書いてやんの(笑
・輸血拒否は...優先すべきは教義なのか
 http://helloneeds.blog90.fc2.com/blog-entry-167.html
なんて言うかね、よっぽど周りが見えなくなっている狂信者じゃなければ、
「息子が輸血しないと死ぬ」→「信仰より目の前の息子の命!」となると思うの。
違う? それが理性を持った人間じゃない?
それともその考え、気持ちすら無いのだろうか?
もしくは、命より信仰なのだろうか?
信仰を守ることが、命を落とすことになっても魂を救う(?)ことなのだろうか?
目の前の息子を見殺しにする宗教など、邪教としか思えないのよ。
どうなんだろう?

コメント

  1. 匿名 より:

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    言う通りで、宗教で身を滅ぼしてるのでは話にならんと思うよ。人あってこその宗教だよ。

  2. きゃすばる より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    テンパッていて亀レスになりました。
    > 人あってこその宗教だよ。
    はい、確かにそう思います。
    どんな"教え"を信じようが勝手だと思いますけど、
    けど共通して根底にある最も大切なものは「命」だと思うんですよね。
    今回、素早い決断を下した家庭裁判所とその関係者に拍手を送りたいです。

  3. haku より:

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    本人は助かりたいと主張していたにもかかわらず、信者の両親が輸血拒否したため、病院側は輸血ができなかったという「大ちゃん事件」がありましたね。
    そういう事件に対処できうる状態になったということは喜ばしいことです。
    これを「先例」として子どもの救命が進んで欲しいものです。
    信じる信じないは「その人自身の考え」ですから、他人に押しつけるようなことはやっちゃいけないと思うんですが、宗教によっては「勧誘して引き込むことが正しいことだ」なんていう困ったところもあるんですよね。
    休みの日の朝っぱらからチャイムを鳴らすんじゃねえよ、くそババァ。
    コホン。失礼。(笑

  4. しまむる より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ものすご~く抽象的な言い方しかできないんですが、こういう狂信的なのは宗教というよりカルトという扱いの方がしっくりくると思います。
    宗教というのは人間が心(ヒューマニティや真心、ハートなど思いやりの意味を表す「心」ではなくて、恐怖心とか向上心のような使い方する時の「心」)を持つ限り付きまとうもの。
    じゃあ宗教とカルトの境界線がどこに引かれるか?と言われると、これまた難しいんですけどね・・・。かみ合わない部分も、グラデーションのように繋がっている部分も両方あるし、で。
    ただ、なんでカルトに傾倒してしまうのか?については、当事者達の思考回路はイマイチ想像つきませんです。まさしく”本末転倒”という表現が明らかな事実に気づかない。気づいているけど認めないんだろか?
    こういうのは信仰とは性質の違うものに支配されている気がします。そうじゃないと説明がつかないというか。
    自分は特定の宗教団体に属しているわけではないので、はたから眺めた感想に過ぎないですけどね~。

  5. きゃすばる より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >hakuさん
    うん、「押し付け」はホント勘弁だと思うんです。
    まだ他人なら「あの人とは縁を切ろう」という選択肢がありますが、
    下手に身内だと縁を切るわけにもいかず、かなりしんどいでしょうね。。
    結果的には救われた命と、迅速な判断を下した家裁は良かった。
    > 休みの日の朝っぱらからチャイムを鳴らすんじゃねえよ、くそババァ。
    うふ。吼えてるhakuちゃんは大好きです。
    >しまむる
    貴方からは「狭い知識で好き勝手言って…」といった意見が来るかと思っていました(笑
    ねえどうなの? やっぱり他国とかでは
     -神様(またはそれに順ずるもの)が確かに存在をしていて
     -その教えというのは、例え身内の命に代えても守り通すべき
    みたいなとこってあるもんなの?

  6. しまむる より:

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    う~ん、基本的には無いと思います。
    宗教が基盤となって、身内であっても殺すというケースは聞きます(悪行をした場合など)。しかしそれは「教義を守るため」の行為ではなく、その地域の人にとっては「人として」の行為という意識なんでしょう。だから今回の見殺しように「教義を守る為」という行為とは性質が異なると思います。これもカルトと宗教の違いじゃないかと思います。
    「神の存在」については、自分はキリスト教徒でもイスラム教徒でもないので当事者の考えていることは分からないんですが、畏敬対象への考え方は日本人と根本は同じだという気がしてます。
    これらをもっと具体的に説明しようと思うと、自分の文章力ではべらぼうに長くなるだけ長くなって、結局は説明しきれないで終わる気がするので止めておきます(笑)

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