拾い物たち

なんか見つけたヤツ。
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俺は結婚の報告をするために上司に会いに行く途中、同僚に会った。
同僚「よう、どこ行くの?」
俺「今度結婚することになったんで、上司に報告しようと思ってさ。」
同「マジ?俺も結婚するんだ。今報告に行こうと思ってたんだよ。じゃ一緒に行こうか。」
俺・同「失礼します!」
上司「おう!どうした二人そろって?」
俺・同「実は、僕たち結婚するんです。」
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なんかアメリカのジョークっぽいね。
こういう、どうしようもなくアホらしいのって、けっこう好き。
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今日久しぶりにレストランに行ってきた。
隣のテーブルにカップルが座っていて、ウェイターが料理を持ってきた。
「鈴木でございます」とウェイターが言った。
カップルの男の方が 「久保田でございます」、
女の方が「細谷でございます」と答えた。
ウェーターは、背中を小刻みに震わせながら、
「本日のお勧めの魚料理のスズキでございます」と説明していた。
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ウェイターさん、よく料理を落とさなかったね(笑
そういやおいら、学生の時はコンビニでバイトしてたんだけど、
夜勤明けでそのまま学校行って、近くのコンビニでお茶を飼おうとレジで並んでた時、
自分が客のクセして、入ってきたお客さんに「いらっしゃいませー!」と
元気な声で言ってしまったことがある。
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考えたこともなかった愛犬の死
14年前に拾ってきた雑種の死
大切な家族の一員の死
24年間生きてきて、はじめての経験だった。
友達の家の愛犬が死んだ・・・
彼女の家のペットがいなくなった・・・
確かに、何度かあった。
でも、それは他人事だった。
気持ちの上で本気で同情していたし、
本気でかわいそうだと思った。
でも、それはそのペットに対する想いではなく、
友達や彼女に対する気持ちがほとんどだった。
忘れもしない14年前
8月11日
雨の中、泥にまみれた雑種の犬を拾ってきた私。
飼えないから、いたところに置いてきなさい
と言う私の親。
なんてひどいやつらなんだぐらいに思った。
でも、自分自身が大人になるにつれて
その言葉の意味は次第に理解できるよう、
私自身が成長した。
犬はかわいい。ましてや
雨に濡れた仔犬を見ればだれでも同情する。
でも、飼う事はどんなにも大変だということを
知っている大人だったのだ。
一時的な感情と同情。
これだけで飼えるほどペットというのは簡単なものじゃない。
そう、家族が増えるのだから。
それを承知の上で了承してくれた大人である両親。
うれしかった。
本当にうれしかった。
今でも忘れない、今だから思い出す
あの時の親の言葉。
「ペットはいつか死ぬ・・・その悲しみが・・・」
考えたくない。考えられなかった。
そんなこと。
しかし、今日その日がきてしまった。
私が仕事で遠くに行っている間に。
家についた。
何日か家を空けていたので
あいつに会うのが楽しみだった。
外にある小屋をのぞくと
いなかった。
夜は、いつも家の中だった。
ドアをあけた。
いなかった。
散歩の時間でもあったから、何も疑いはしなかった。
でも、親がいる。
親が泣いている。
おそらく、さっきまでは落ち着いていたのだろう。
私の顔を見て泣き出した。
何があったのか整理がつかなかった。
聞いても何も答えず泣いている。
まさか・・・・・
そのまさか。
ふざけるな、冗談だろ?
今、どこにいるんだよ
おい・・・
力なく崩れていくという感覚
これもはじめてだった。
親に涙など、この年でみせたくなかった。
耐えられなかった・・・
止まらなかった・・・
不安、孤独感、楽しかった思い出
嘘であって欲しいという焦燥感
自分の部屋に持ち帰るさまざまな想い
抱えながら動けなかった・・・
動きたくなかった・・・
声を出して泣いていた
落ち着いたその後に思ったこと
「犬なんて飼わなければよかった」
「あの時、出会わなければよかった」
本気で思った
「こんな想いをするぐらいなら」
でも、それは違う
今日、この日までの
何にも変えがたいあいつとの思い出
辛くて、仕方が無かった日
夜中にグチをこぼしても黙って聞いていたあいつ
私たち家族はあいつと出会えて幸せだった
あいつも、私の家族と出会って
今日まで生きてこれたことが幸せだったはず
あいつは、私たち家族がこれからも
幸せでいて欲しいと思っているはず
涙なんか期待していないはず
だから笑わなきゃ
そう思っても涙が止まらなかった
元気でな。
お前のことは絶対に忘れないよ。
さみしいけどお別れだね。
今までありがとう。
やっぱり涙が止まらない
「あと一度だけ会わせて欲しい」
叶わないけれど素直な気持ちです。
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「こんな想いをするぐらいなら」
おいら、こっちが強くなっちゃうんだよね。自覚している、弱くて病んでいるとこ。
でも同時に、いつか珠希やたまこ(仮名)にも、
「生き物が死ぬということ」「命は尊いということ」を理解するためにも
ペットを飼おうかと思っている。(もちろん、それが主目的じゃないけどね)

コメント

  1. 大工 より:

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    一部に反応
    >入ってきたお客さんに「いらっしゃいませー!」と
    元気な声で言ってしまったことがある。
    おいら中学のときに新聞配ってたことは過去に書いたと思うんだけど、おいらの担当区域に郵便局があって・・・はい、もうオチはわかりますね・・・そでつ窓口のおねぇさんにでっかい声で"郵便で~す"と夕刊を渡してしまいますた。
    ※ちなみにそのおねぇさんが(ってか、その場にいた人みんな)必死に笑いをこらえていたのは言うまでも・・・。

  2. 大工 より:

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    拾い物の宣伝
    http://blog.murablo.jp/narunara/
    ブログ活動を復活させた模様

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