ガンダムなネタ。
いや、ふとmixiを見たら「機動戦士ガンダム世代」ってコミュニティーに
「好きなキャラクター・BEST3(ALL編)」ってのがあってさ、メシ喰いながら眺めてた。
「そんなコミュニティーに入るなよ」って? 入らずにいられるものか!!!(笑
まあでも、さすがにキャラクターへの思いが強い人が多くてオモシロイ。
中には「見る目ないなぁ」って人もいて、それもまたオモシロイ。
…
で、おいらだったらどんな順位かと考えてみた。
けど”順位”つけるってのも難しいんだよね。。。
シャアでしょ? ランバ・ラルでしょ? ガデムでしょ?
シャアに関しては前に何度も書いた気がするし(「シャア! シャア! シャア!」とか)、
ガデムは知らない人も多そうだから、ランバ・ラルに関してだけ書いてみる。
・ランバ・ラル
シャアばかりが取り上げられるけど、この人の存在でアムロは強くなったと思う。
卓越した技術等で輝かしい戦歴のシャアのような”華やかさ”は無いんだけど、
限られた環境の中で与えられた指令を絶対やってのけるような、
“プロフェッショナル”って感じがわかりやすいかな。
それでいて、頼れるオヤジというか、器量の大きさを感じられる実直な人物。
「ワシの出世は部下たちの生活の安定につながる」という言葉どおり、部下を大事にする。
ふと「上官が出世すると部下が安定するの?」って疑問も湧いてくるんだけど、
「みんな、座れ座れ。何を食ってもいいぞ。作戦前の最後の食事だ!」
って店での食事のセリフからすると、単に上官-部下というつながりだけでなく、
ある意味”大家族”のようなつながりと信頼関係を築いていたんだと思う。
それだからこそ部下に慕われ、ハモンさんも愛人の域を超えた愛情と信念を見せ、
白兵戦をしかけてラルが死んだ後でも、部下は1人も逃げずに敵を討とうとする。
グフもいてザクも3機いて、マゼラアタックもいたのにダメだったのよ。
それなのに、「使い古したザク1機とマゼラアタックの砲塔が4門だけ」っていう
圧倒的に不利な状況になっても、それでも闘いを挑んでいくの。(任務なわけではあるけど)
そこまでさせる人間なんだよね。「青い巨星」って言われるのもわかる感じ。
アムロが「僕はあの人に勝ちたい」と言ったけど、
それは単にモビルスーツの技術だけではなく、人間としてその壁を越えたいって意味だと思う。
印象に残るセリフは、やっぱり「ザクとは違うのだよ、ザクとは」かね?
あとは、年季を感じさせせる
「この風、この肌触りこそ戦争よ」
「ランバ・ラル、戦いの中で戦いを忘た…」
とか、散り際の
「戦いで敗れるということは、こういうことだー!」
とかかなあ。
とにかく、色気のある男らしいキャラクターなんだよね。”漢”と書いて”おとこ”と読む感じ。
# ランバ・ラル隊の面々はこちら
# http://www.ne.jp/asahi/sh/g-explanation/zionchar2.html
ちなみにかみさんは、
1位 断然アムロ
2位 シャアかなぁ
3位 セイラさんかなぁ
とのこと。
アムロの「もう、怖いのイヤなんだよ」とか、
爪をかじってて、フラウに「その癖やめなさい」って怒られるところとか、
そういう情けないところが自分と重なり、共感できるんだそうな(笑
同じ代のガンダム好き友人に聞いたら、「シャア、ランバ・ラル、アムロ」あたりだって。
ちなみに女性版なら「セイラさん、ララァ、イセリナ」だって。
ガデム艦長に関してちょっと書くと、彼はパプアって古い補給艦の艦長さんなんだけど、
やっぱり色気のあるおっさんなんだよね。
「このザクとて、わしと百戦錬磨の戦いの中をくぐり抜けてきたのだ。
にわか作りの連邦軍のモビルスーツなど、一撃で倒してみせるわ!」
と、旧式のザクでガンダムと正面切って闘いを挑むし、
「素人め、間合いが遠いわ!」
と、まだ不慣れで焦りまくりのアムロと違って冷静な判断と洞察力。
ま、旧ザクとガンダムじゃあまりに性能が違うし、すぐにやられちゃうんだけどさ。。
…
とりあえず言いたいのは、こういう色の濃いキャラクターがいたんだよね。
どっかのエセガンダムと違って、みんな美少年で美少女のガキばかりじゃなく、
それぞれに背景があり、信念があるキャラクター。単純に善悪とかではなく。
別に”古いモノ”にこだわるんじゃないけど、でもやっぱり昔のほうが面白いよなぁ…。
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