序奏とファンダンゴ

ギター部時代の先輩から、だいぶ前のギター重奏の動画をもらった。
ヤングでナウくてイケてるおいらと、ピチピチギャルでマブいかみさん。
結婚前だけど、お互いホの字だったラブラブなアベックの頃かな。
この頃はまだ頻繁にギター触ってたから指が動いてるけど、今はこんなに弾けないな…。

弾いてる曲は、ルイジ・ボッケリーニの「序奏とファンダンゴ」って曲。
http://pochi.zive.net/tashimada/intro-fandango-bocchrini.htm
いわゆる”一般的に有名な曲”ではないから、知らないかな。。。
AmとDmしかない曲だけど、基本的に短調の曲が好きでツボの曲なのよね。
クラシックギターやってる人しかわからないかもだけど、
・アメリアの遺言(カタロニア民謡)
 http://pochi.zive.net/tashimada/amelia.htm
・「はかなき人生」よりスペイン舞曲第1番(ファリャ)
 http://www.yk.rim.or.jp/~keima/mididata.htm
・最期のトレモロ(バリオス)
 http://pochi.zive.net/tashimada/el-ultimo-tremolo-barrios3.htm
とか、それ系が好きなのよね。
他にも、カルメンの闘牛士の歌とか、ロドリーゴの祈りと踊りとか、
ヴァイスのファンタジーとか、アルビノーニのアダージョとか、それ系ね。
あ? 「それ系」って言われてもわからん?
暗くて悲しくて救いようが無くて光が見えなくて誰も助けてくれなくて1歩先も見えなくて、
そんな感じの曲だよ(ちょっと違う
マジメに書くと、「自分で悲劇の主人公を演じながら弾ける」ってのが好きなのかな。
“悲劇の主人公を演じる”って書くと、なんか「痛いおバカさん」になっちゃうけど(笑
なんていうのかな、その曲の持つ悲壮感とか、追い込まれた焦りからの心臓のドキドキ感とか、
マイナスな空気を考え、想像して、それを音楽として表現させるのが楽しいんだよね。
自分で弾いてて、自分で脇の下にイヤな汗をかく感じ。
前、習っていたギターの先生が言っていた。
「すぐ緊張したり、すぐ落ち込んだりの精神的にもろいところがある人は、
 いざ演奏で全力を出せるとすごくいい演奏ができる」
うーん、該当する気がするけど、いい演奏する以前の”表現する技術力”が無いんだな、おいら。
そういや、偉大な先輩tuttiさんが、ロドリーゴの祈りと踊りを弾いたことがあったな。
好きな曲だったし、すげえうまいし、いやもうホント鳥肌立ったな。。
tuttiさん、また弾いてよ~!

コメント

  1. tuttiguitar より:

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    ネタに困ったからって私を出すんじゃない!
    最近は、いわゆる“ギター曲”を全く弾いていないんですよ、私は。
    ピアノの「ソナチネ」アルバムをギターで弾くのが今の私のマイブーム(死語?)
    「祈りと踊り」、そんな難しい曲弾いたっけ?
    ファリャの「スペイン舞曲」独奏版は今でもたまにさらってますよ。
    そんなことより!どうして私がエンコードした重奏動画がyoutubeにあるのか?と小一時間・・・・(略)

  2. きゃすばるにいさん より:

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    いやいや、別にネタに困ったわけではないんですけどね(笑
    昨日たまたまこのビデオ見て「やっぱりギターはいいな…」って思って。
    もうほとんどの曲は忘れてしまったので、イチから音取りになるけどまた弾こうかな。。
    「祈りと踊り」弾いてましたよ。いつだか忘れましたけど。
    ボケるにはまだまだ早いですよー!
    ってか、スペイン舞曲の独奏なんかあるんだ。2人で弾いてもやっとなのに。すげえな!!!

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