先日、弟から連絡があった。外で祖母が転倒、救急車にて搬送するとのこと。
もう90歳になる老体なので、骨折→寝たきりの最悪のシナリオが浮かんだのだけれど、
20数針を縫ったものの骨には異常なく、一応”外傷”で済んだとのことだった。
よく話を聞くと、なぜ転んだかは記憶に無いがどうやら路駐自転車に引っかかったよう。
見舞いに行ってきたけれど、思った以上の傷の大きさだった。
そこらの路駐は憎らしいと思うけどね、あるものは仕方ないし起きたことも戻らない。
骨にはダメージが無く、傷が痛むものの今の時点ですでに歩けるのは幸いだった。
心配性の私としては、できることなら四六時中張り付いていたいのだけどね。
ちょっとした外出でも、普段の病院の行き帰りもさ。
まあそうもいかないので、いろいろ話をしてグルタミンのカプセルを渡しておいた。
“歩く”という動作はずいぶんと脳への刺激となるようで、
何かの理由で歩けなくなってしまうと、それで一気にボケが進んだりするらしい。
幸い祖母はその年齢にもかかわらず頭脳明晰でかなり若い部類だと思うけれど、
この”歩けなくなる”のが本当に怖かったから、それを避けられて本当によかった。
年寄りだと少しの入院生活でも筋肉が衰え、回復しても歩けなくなることがあるからね。
…
自分もだんだんと感じるようになってきたんだけどさ、
咄嗟の時に足を出して体勢をキープする反応、瞬発力が鈍くなって気がする。
フットサルでボールを追う時も、学生時代のような無茶は自然と避けるようになったし。
誰でも老いと衰えが来るのは当たり前なんだけど、
でもその衰えを受け入れながらも元気に過ごしていきたいね。そう思う。
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