意図がわからない

つい先日も裁判員制度に関しては書いたばかりだけど。
・迷惑な押し付け
 http://kimiope.blog59.fc2.com/blog-entry-940.html
そしたら、さらにコレですよ。
・裁判員の一時保育、全市導入へ=預かり時間延長も-裁判実施の60自治体・最高裁
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081204-00000234-jij-soci
 育児中の人の参加を促すため、別の市町村から来る裁判員の子供の
 一時保育も受け入れる方針を決めたことが4日、最高裁の調べで分かった。
 午後5時までの預かり時間を1時間延ばす延長保育についても、全市区が導入を決定。
 これにより、乳幼児を抱えた人でも、参加できる体制が整った。
育児のスタイルを崩させてまで参加させる、その意図とメリットがわからない。
下の一般コメントにあるよう、
「なんでこんなことしてまで裁判員制度を導入したいのか理解に苦しむ。」
ってのが全てですよ。
「学童保育は対象なのでしょうか?
 1年生なんて幼稚園児より早く帰ってきたりします。
 小学生だから留守番をさせれば?と仰るかもしれませんが、
 1年生なんて危なっかしくて留守番させられません。」
「普段幼稚園に通っている子をあえて休ませて一時保育の保育園に預けるのって、
 子どもの立場では可哀相です。」

ホントだよ。
こんなに負担を強いてまで”押し付けてくる”ことにメリットがあるのか、甚だ疑問。
でもって、先日書いたような様々なデメリットだってあるわけだし。
当たらないように願うしかないのかね?

コメント

  1. しまむる より:

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    この制度が日本にとって良い・悪い、の判断に基づくものではなく、「アメリカの考える民主主義を日本も取り入れる事」が目的としか思えないです。
    こういうデメリットもあるけど、こういう大きなメリットがある。結果、よりベターな世の中になる。これがあれば世間はもっと違う反応だと思うんですが、要は無いから「理解に苦しむ」人が多いと思うんですよ。
    時代が変わって現状とそぐわないなど、現状の裁判・判決に問題があるのなら、大元をくるったままにしておいて民間人を裁判に加えて誤謬を修正するのではなくて、まずは法律を見直すとか根本的な解決が必要だと思うのですよ。
    日本の法律って、日本人の考える道徳・正義が基準になっていない、つくづくそう思ってます。「犯罪者の人権」というものは成立しないと考えるのが日本人、法律は逆なんですな。しかし、ルールは正しく適用しないと不公平になる。ここに矛盾が生じるのは当たり前の事。
    結局、法律自体も、その法律の修正方法も、日本人という民族を見つめて採用したものでなく、西洋を取り入れているだけに過ぎない。
    今回の裁判員制度導入を見ていてそんな気がしてます。

  2. NEeDS より:

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    それでできあがってるのが今の日本。
    上手に取り込む特性であり欠点にもなる。
    法がキマリと知っていても、論としてどう解釈するかは知らない。
    #なぜ(作ったか)とその表現の整合性の問題
    #後者を考えない、論じない
    司法の民意との乖離ではなく、法成立過程に民意乖離があるとみている。
    それを是正できない、つまり政治の腐敗(政治への関心)を危惧している。
    裁判員制度が危ういものであるのは自明の理と言えるかも知れない。
    身を以て知るなら、危機を感じるかも知れない。
    もの申したくなるかも知れない。
    政治の腐敗を是正できる...かも知れない。
    私、そんな危うい期待で賛意を持つのね、裁判員制度。
    謂わば、
    もの言わぬ日本人を煽ってる。良く言えば、怒れ!と檄とばしてるのね。

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