昼飯は、まぐろ屋さんでネギトロ丼を。。。
店に入ると、なんとわが社の社長様がおられるではありませんか!
私「お! お疲れ様でーす。」
社長「なに頼むの? 私はいつもトロ丼です!」
私「んと、ネギトロを。。。」
で、社長が会計を済ますとき、なんと私の分もサクッと払ってくれた!
まあ、社長と社員の立場なんだから当たり前なのかもしれないけど、
でもこの人のこういう太っ腹というか器が大きいというか、そういうところが好き。
別に今回みたいにちょっと昼飯を奢ってくれるだけじゃないからね。
どっかの「遅刻したら駅で謝罪文を読ませる社長」とかとは大違いだよ。
社長、またよろしくー!(笑
ウソウソ。ご馳走様でした。ありがとうございます。
…
本題。
先に言っておくと、別に”今の時代”に限ったことじゃ無いんだろうけど。
水曜は会社でイベントがあり、ひっさびさにスーツ出勤。ネクタイは肩がこる。
更にはちとサイズの合わない革靴で最高に足が痛くてね、
帰りは最寄り駅の1つ手前で降り、始発で乗れるバス停に並んだのですよ。
私は先頭から7~8人目くらい。後ろには15人くらい? が並んでいた。
列には、手足がちょっと不自由っぽく杖をついている女性もいた。
50歳位だろうか? 「脳梗塞で半身が不自由に…」って感じと言えば想像しやすいかな?
そんな感じで、本当にゆっくりとしか歩けない感じ。
更に高齢の、その人の母親らしき人が付き添っているようではあったが、
その人自身も杖をついていて、機敏に対応できるとは思えなかった。
…
やがてバス到着。
降りやすい1人席は埋まったので、私は後部の2人掛け座席に座った。
そして、先ほどの杖の女性が乗ってきて。。。
なんと、乗ったところで何かにつまづいたのか、転んでしまった!
それより驚いたのが、明らかに私より近くにいるのに手助けしないマヌケども。
中年サラリーマンに、若いOLか主婦に、おばさんに。。。
みんな見ているだけで手を差し伸べようともしない。信じられない。意味不明。
倒れた女性は、自力で起きることもできないようだったので、
付き添いの女性も高齢のためか、うまく体を支えられない様子。
私は席に鞄を置いて駆け寄り、手を取り「大丈夫ですか?」と身体を引き起こした。
幸い頭を打ったりとかは無いようで、怪我をしていないのが幸いだった。
私の手をか弱く握りながら「ありがとうございます」と言っているようだが、
その発音すらあまり明瞭ではない。
「ぃぇぃぇ」私は軽く会釈しながら、優先席までゆっくり手を引いていった。
途中、のうのうと座っているヤツらを横目で睨みつけたい気持ちを抑えながら。
優雅に窓の外を見て”我関せず”って感じのヤツなど、軽く小突いてやりたかった。
途中の停留所、降りる乗客がいるようで降車ランプが点いた。
どうやら、先ほどの優先席に座っている2人の女性が降りるらしい。
バスが停まり、先に2~3人降り、続いてその女性も。。。
そこでなんと、ドアを閉め発車するブザーが!
私の目の前のことなので「まだ降りますよ!」と運転手に聞こえるよう声を出した。
他にも「まだ降りてるよ!」とか声を出す男性が2人ほど。
まあ、ホントにゆっくりした歩みだし、車内も混んでいたし、
運転手からは見えづらくてわからなかったんだろうね。
その2人の女性が降りる際には、ドア口にいた若い男性と女性が手を貸し、
ちゃんと支えながらゆっくりと、でも安全に降りるのを手伝ってくれてて安心した。
…
なんかいつも思うんだ。
すぐそばに困っている人がいて、それを手助けするのになんか恥ずかしいの?
それとも面倒なの? 関係ない人だからどうでもいいの?
もちろん、私なんかより気の利く優しい人はたくさんいる。
けど逆に、本当に”使えない”ヤツも山のようにいる。この差はなんだろうね?
別にかっこつけでも何でもなくてさ、「あ、困ってるな」→「助けよう」なんて
誰でもわかる、単純で簡単でシンプルなことじゃんか。
自身の危険を顧みずとか、金銭的な負担をしてまで、、 とかじゃないんだからさ。
まあいいけど。
とりあえず我が子2人には、
-見ず知らずの人に声を掛けることが恥ずかしい
のではなく、
-その困っている人を見て見ぬふりをするほうが、よっぽど恥ずかしい
ということを理解させ、それができる人間になってほしいと思う。
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
本題には大きな拍手送りたいんですけど・・・
社長さんイイですね。
> 社長「なに頼むの? 私はいつもトロ丼です!」
いや、こーゆー人大好き。。。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
nonoたんこんにちは。
> 本題には大きな拍手送りたいんですけど・・・
いやね、ホントに「俺、知らねー」って感じがあからさまで、
頭にくるというか呆れるというか、もうビックリでしたよ。
> 社長さんイイですね。
はい。怒るときはもう大噴火で、誰1人手もつけられないほどまくし立てて来るけど、
普通のときはとても愛すべきキャラクターです。