心意気

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何度かちょくちょく書いたと思うけど、おいら、学生時代はギター部だった。
ロックやジャズではなく、クラシックギターね。
で、ウチの実家の目の前が「特別養護老人ホーム」でね、
どんな経緯だったか忘れたけど、そこで慰問コンサートをやろうという話を出し、
何人かの有志で何曲か弾いたのを覚えている。
今思うと、なんの悪意も無く「喜んでもらえれば」という気持ちではあったけど、
なんていうか、
・老人ホームにしか居場所のない淋しく不幸な老人に元気を出してもらおう
というような、ズレた考えが発端だったような気がして恥ずかしく思っている。
大げさに書けば、
 -自分たちはわざわざ善意で行ってあげて
 -別に1円にもならないのに
 -練習に時間を掛けて演奏してあげる
というような、”してあげる”という感覚というかなんというか。。。
あ、もちろんそこまで高慢な思いでやったんじゃないけどね。
でもどこかに
 -かわいそうな老人
というような気持ちがあったのは確かだったと思う。
・慰問:病気・災害などで苦しみ悩んでいる人を訪ね慰めること。(goo辞書)
やっぱり間違っていたよね、おいら。
別にみんな、「老人ホームに閉じ込められている不幸な人」なわけではない。
そこはそれぞれの老人にとっての”家”であって、おいらたちはあくまで
その家にお邪魔させていただいて、余興でギターを弾かせてもらうってだけのこと。
コンサートホールに人を集めて弾くのとはワケが違うから、
当然ながら、静かに聴いてもらうことを強制させるようなものではなく、
逆に聴こうが聴くまいが勝手であり、本来そういうものなんじゃないのか、、 っと。
まあでも、その当時ここまでの考えはなかったけど、
高齢者を介護するということ、その介護している看護師たちの目、
そして、自由に動けないながらも笑顔を浮かべたり怒鳴ったりする高齢者たちを見て、
ほんのほんの、針の先ほどの一部ほどではあるだろうけど、
介護ってものがどんなものか理解し、初めて意識をした瞬間だった気がする。

で、年取ったのか最近”前置き”が長いんだけど…。
・怒りを感じた
 http://yurey.blog94.fc2.com/blog-entry-369.html
 就職のために資格をとろうとしているなら、資格を取って欲しくない。
 “何のため”に資格を取って働こうとしているのかみえないから。
 福祉の世界は低賃金、ボランティア精神がないとやっていけない。
 だからこの“何のため”が重要になる事を考えていないね、この質問者は。
Reyさんは、知的障害者支援施設で働いていらっしゃる(らしい)。
前述の老人ホームとは違うけど、でも”人を相手にする”ことは一緒。
きっと「資格」や「知識」だけでは通用しない世界なんだと思うんだよね。
もちろん、就職に有利な資格を取るのはいいと思うし、反論の余地は無い。
けど、就職のためだけの資格取得となると、どんな業界や業種であろうと、
それが”人を相手にする”仕事なら、なおさらうまくいかなくなるんじゃないかな?
まあ、質問者がまだ若くて人生経験も乏しく、同時に今の景気の悪さも重なって
「就職する」ということに敏感になっている面もあるんだろうけどさ。。
やっぱり何事でも、それをすることの意味、理由を深く考えないとね。
・オシャレで清潔感がありそうな”IT・Web企業”と言っても、
 おいらのように同じような服ばかりで、オシャレとは無縁で、ガンダムバカで、
 いろんなブラウザと睨めっこしたり、プリンタのトナー替えたり、
 興味も無いブランドの特集ページ作ったりして、会社と家を往復するだけの毎日。
 なんでこの会社にいるの? いてどうするの? 何をしたいの? 楽しいの?
別にここで答えは書かないけど、何かをするときってのは
それの現実の姿と、それに付随してくるいろんな環境をちゃんと理解して、
だけどそれでもやるんだという”情熱”って必要だと思うんだよね。
それがある程度確立していないと、絶対に長続きしないし自分が不幸になる。
当然、同僚も上司も部下も取引先も、みんなハッピーではなくなっちゃう。
そういうのが無いままに就職した会社、おいら結局みんな辞めちゃったわけだし。。
また同時に、そういうのが無いままにきれいなことだけを想像していると、
実際にそのことをしている人に対して、ある意味失礼だしね。
Reyさんの怒りは、そういうところからのものがあるかもしれない。
“介護”ってさ、いつなんどき自分が”してもらう”立場になるかわからない。
雨で滑って腰骨折るかもしれないし、なんか降ってきて頚椎損傷するかもしれないじゃん。
万が一そんな時は、どうせなら”心意気”のある方に世話になりたいな、、 っと。
# 結局最後は自分勝手で締めくくる(笑

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コメント

  1. ぶう より:

    SECRET: 0
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    さき越された・・・。今晩書こうと思ったんだけど。
    ・・・こんなに立派な記事に叶わないから撤退・・・。
    うちのか~ちゃんも資格餅ですが資格=責任と言う事を忘れないで欲しいと件の方に言いたいですね。
    例えば、補助者さんがいてその方が資格が無いとしてそれを監督する立場におかれた場合、自分のミスじゃなくとも資格をもった人間が責任を取るといったことになります。
    ダブルでもトリプルでもいいのですが増えれば増えるほど責任の重さは増すって事を分かっていてほしいな、と・・・
    つぶやきに来ました^^

  2. きゃすばる より:

    SECRET: 0
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    > 「資格=責任と言う事を忘れないで欲しい」
    そうですよね。
    ただのパソコン検定の資格とか違い、対人での資格なわけで。。
    ただ同時に、若いうちはまだそこまでの視野を持つことは難しいのかな、、 っと。
    まあ、だからこそ誰か近い人間が教えてあげないとなんですけどね。

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