命の現場

ミドリガメのラオウなんだけど。
このところの日照時間の短さと、冬に入ることによる気温低下に備え、
紫外線ランプとヒーターを購入しました。
適度に紫外線に当たらないとカルシウム生成ができず(小ガメのウチは特に)、
いわゆる”クル病”になってしまうそうなのよ。
骨格が歪になったり、甲羅が軟弱になったり、、、 ってことになるらしい。
また、冬眠させるならさせるだけの安定した環境が必要だし、
させないならさせないで、ある程度の温度を保った状態にしないといけない。
ハンパに寒い状態だと、エサを摂らずに冬眠もせず死んでしまうらしい。
って事で、こんな状態なのだ!

ラオウのアップ。なかなかハンサム。(まだオスかメスかわからんけど)

横から撮ったら、やけにスリムになった!

ついでにエサやりシーン。覗き込むと、エサをくれるのかと寄って来る。
エサを見失っても、指差すとちゃんとわかるんだよね。なかなか頭良い。


で、結局掛かった費用は、、、
 -ランプカバーとランプ本体で 2,700円
 -ランプ取り付け器具が 1,480円
 -切れたときの予備ランプが 1,740円
 -水中ヒーターが 1,380円
                   ・・・合計7,300円! たけぇ!
一家の主たる私でさえ、”自分のため”だけに7,000円も掛けることなど滅多に無いのに。。
その他、エサも配合飼料以外に、小エビとか生肉とかもたまにあげてる。
おいカメ! なんだか金が掛かるな、カメ!!
ちょっと贅沢なんじゃないのか、このカメ! あ? カメ! 返事しろこのカメ!!!
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生き物飼うのって、手間も掛かれば時間も金も掛かる。
なんて言うか、”子供ができた”のと同じようなもんだよね。
健康に育てるためにはそれなりの環境が必要だし、それには金が掛かる。
当然、一緒に遊んだり風呂に入れたり、その他なんだかんだと手間暇掛かる。
「子供」と「ペット」を同列にするのは愚だけれども、基本の考えは同じであるべきかな。



難しい問題だと思うよ。
「じゃあ家畜はどうなんだ」「ペットと家畜は違うだろ」「いや、同じ命だろ」って。
けどまあ、ペットを飼うのなら、少なくともその最期を自分で看取ってやろうよ。
どうしても手放さざるを得ない不可避な理由ができたなら、
自分の代わりに引き取って面倒を見てくれる人を、それこそ必死に探そうよ。
それが最低限の義務であり責任だと思う。
食べるため、生きるために他の生き物の命を”頂く”のは、自然の摂理だとは思う。
命の生育が極端に工業化され、そして湯水の如く廃棄されている現実に関しては、
まあちょっと今は置いておいてね。
けど、ペットとして、愛玩として生き物を飼うのならば
その命に対する責任を自覚し、一生背負っていくものであると覚悟しないといけないと思う。
そのためには、上記のような映像は広く知らしめたほうが良いと思っている。
願わくは、命を軽く扱っているゴミどもの顔もアップで映して欲しいところだけどね。。
なんかあまりブルーなことばかり書くのもアレなだけど、
もし興味あるのならこっちも見てみて。
・ペットを飼うということ
 http://kimiope.blog59.fc2.com/blog-entry-808.html
なんだか、自分で書いてて自分で機嫌悪くなってきた。

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