健やかなるときも、病めるときも、

4年前、式の時に牧師さんがこう言ってた。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、
 富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、
 その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
「う、う~ん…。ちょっと待って。」とか考え込むわけにもいかないので、
「はい、誓います」と優等生な返事をした。

先日、肺炎と胸膜炎の痛みで横になることもできず息もできなくなった時、
「もし自分が死んだら、妻には早いとこいい人を見つけてもらって幸せになって欲しい」
なんて思ったりした。
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・離婚すべきか
 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0715/251707.htm
 私の妹は結婚2年、6ヶ月の子供がいる31歳です。
 妹の夫は子供が生まれる前にある病気が発見され、現在も療養中です。
 妹の夫はとても真面目な性格でこれまで激務をこなしてきた人間ですが、
 今後は一生、無理のない仕事(一日数時間のアルバイト)しかできないでしょうし、
 完治する病ではないのでいつ入院となるかわからない状態です。
 これを離婚原因とするのは妹としてはすごく罪悪感を感じているようですが、
 精神的にも疲れきっている妹をみると新しい幸せを見つけてほしい気持ちで一杯です。
 
 妹は、愛情というよりも同情で一生彼を養っていかなくてはいけないという気持ちと、
 楽になりたいという気持ちとで葛藤しているようです。
 妹の夫の親族たちは、妹が一部上場の正社員であることで生活には安堵しているらしく、
 とにかくもう働かずにのんびり過ごしなさいとアドバイスしているのを聞くと
 姉の立場としては悲しくって。
 (読みやすいよう、ちょびっと字面修正してます)
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妹夫婦の話だけど、ダンナが病気で今後働けず、
奥さん(妹さん)が仕事をしていかなくてはならない、、 という状況らしい。
当事者でしかわからない、解決できない問題だけど。。。
とりあえず、姉であろうと夫婦以外の人間が離婚を薦めるのはおかしいと思うけどね。
どうするかは夫婦で決断し、それを後押ししてあげるのがいいと思う。

病気になったのが自分だとしたら、かみさんが望むのなら離婚し、
別のいい人を見つけて幸せになって欲しいと思う。
自分が病に伏せようと孤独になろうと、それで妻と子が幸せになるならそれがいい。
わけわからん例えになるけど、私が片腕もげて、それと引き換えに妻子が幸せになる
ようなら状況になったら、喜んで片腕を差し出すと思うんだ。
痛いのはイヤだし、今後ギターが弾けなくなっちゃうのは淋しいけどね。
逆にかみさんが病気になったら。。。
関係ないな。”離婚”とかって考え自体浮かばないと思う。
そりゃね、経済的な負担とか家事の負担とかいろいろあるだろう。想像できないけど。
けどそれで「はい、さようなら」という方向は思い浮かばない。
なんか言ってることが若干矛盾するけどね(笑
難しいよね。
理想、精神論で言えば「健やかなるときも、病めるときも」だと思う。
「病気になった。働けなくなった。じゃあさようなら。」ってどうかと思うしね。
夫婦は雇用契約かなんかなの? 壊れたら捨て、新品に買い換える”製品”かなんかなの?
じゃあ、逆にあんたが病気になったら捨てられてOKなわけね? …と。
ただねぇ、、 今の時代って現実的に難しいんだと思う。
身体を壊した社員を、その体調に合わせて雇用するだけの余裕がある企業は少ない。
昔なら両親だけでなく、じいちゃんばあちゃんも頻繁に子の世話に関わってたかもだけど、
今の核家族化が進んでいる都市では、それも難しいかもしれない。
「妻が稼いで専業主夫」にすればいいかもだけどさ。。。 それもね。
話が飛躍するけど、この国の構造的な部分の問題だと思う。
生まれたときからレールが敷かれ、そこから外れないことが人生の安泰。
大学まで行って、新卒で就職を逃すともう終わり。
企業から見てリスクの少ない”使い捨て戦力”の派遣が這い上がる方法は無く、
下手したら明日のメシにすらありつけるかもわからないような状況。
文句だけウダウダ書くのも愚かだけど、このへんがどうにかなればいいのにね。
思ったまま殴り書いていたら、取り留めの無い文章になった。

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