共依存

Wikipediaによると、
「ある人間関係に囚われ、逃れられない状態にある者」
と説明されている。
簡単に説明するね。
私が近所で有名なアル中だとする。
ロクに仕事もしない、朝から酒を飲んでいる、妻には暴力を振るう。そんなイメージ。
なのに、ある側面として私は妻に対し、
「お前がいないとダメだ」「俺をわかってくれるのはお前だけだ」と涙ながらに言う。
妻は、
「辛いけど、この人は私がいないとダメになっちゃう」
「私はこの人にとって必要な存在」
と、自分の存在価値を夫との関係の中で見い出すとともに、周りからは
「奥さん大変ねえ」「あの旦那さんを支えられるのは奥さんだけねえ」
と、2重に自分の存在価値を認められる。
つまり妻にとって、私(夫)は”自分の価値を見い出してくれる存在”なわけ。
ホントはね、私がアル中なら妻は酒を買ってこなければいいんですよ。
酒を買う金も渡さず、さっさと実家にでも帰ればいいんですよ。
でもね、それをしない。
なぜなら、私がアル中から脱却するということは
妻が自分自身の”存在価値”を見い出すモノを失うことになるから。
無意識のウチに結果として酒を与え、アル中で”手のかかる状態”を継続させ、
それにより自分に対する2重の存在価値を見い出している。
ある意味、妻が私を”コントロールしている”と見ることもできる。
# 専門員でも無いし、わかりやすさだけを前面に出しているので正確ではありません。
# 真に受けてしまわずに、ぼんやりとしたイメージとしてのみ捉えてくださいね。

んと、もちろん私はアル中ではないし、私の身近にいるわけでもありません。
昔本で読んだのをふと思い出して、人間って難しいな、、 と思っただけ。

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